安易ながらひとまず一体型タッチパネルPC化してみます。
Raspberry Pi セットアップ
LCD モニタを繋いでセットアップしたいところですが、
実はドライバを入れないと表示されません。
また、Raspberry Pi3 は無線LANチップを内蔵していますが、
いきなり接続されたりはしません。
そこで、ひとまず有線LAN接続して SSH で作業します。
Raspbian の SD カードを作って起動するところまでは
「Raspberry Pi をファイルサーバにする」
と同じです。
ところが、現時点で最新版の Raspbian Jessie では
ルートパーティションが 4GB になっており
rpi-update すると溢れてしまいます。
そこで、rpi-update する前に raspi-config で
パーティションを拡張します。
pi@raspberrypi ~ $ sudo raspi-config
開いた画面で「1 Expand Filesystem」を選択後、
reboot すればルートパーティションが拡張されます。
pi@raspberrypi ~ $ sudo reboot
再起動したら一旦 Raspbian をアップデート。
pi@raspberrypi ~ $ sudo rpi-update pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get update pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get upgrade pi@raspberrypi ~ $ sudo reboot
これで、一応 Linux 端末にはなりました。
無線LAN化
無線LANチップが wlan0 として認識されていることを確認。
pi@raspberrypi:~ $ /sbin/ifconfig eth0 Link encap:Ethernet HWaddr b8:27:eb:e9:06:07 inet addr:192.168.xxx.xxx Bcast:192.168.xxx.xxx Mask:255.255.255.0 lo Link encap:Local Loopback inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0 wlan0 Link encap:Ethernet HWaddr b8:27:eb:bc:53:52
私の環境では WEP128 なので下記のように無線設定を書き込みました。
{SSID}, {PASSPHRASE} は適宜読み替えてください。
pi@raspberrypi ~ $ sudo -s root@raspberrypi:/home/pi# vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf root@raspberrypi:/home/pi# cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf country=GB ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 network={ ssid="{SSID}" key_mgmt=NONE wep_key0={PASSPHRASE} wep_tx_keyidx=0 }
出来上がったら接続をテスト。
Successfully っぽいことを言われたらOKのようです。
問題なければ reboot すると DHCP で IP アドレスが割り当たるはず。
root@raspberrypi:/home/pi# wpa_supplicant -i wlan0 -c /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf Successfully initialized wpa_supplicant root@raspberrypi:/home/pi# reboot
LCDモニタを設定
一旦、Raspbian を shutdown して電源を抜きます。
root@raspberrypi:/home/pi# poweroff
せっかくケース付きの Raspberry Pi3 を頂いたのですが、
実は cocopar の LCD モニタはケースが付いていると
ピンソケットの長さが足りなくて届きません。
Raspberry Pi3 とぴったりくっつくように作ってあるようです。
少々もったいないですがケースを外してLCDモニタを
差し込みます。
マニュアルも何もないですが、GPIOピンの一番端に
差せば良いようです。
裏から見るとこんな感じ。
この状態で電源を入れ、ドライバを入れます。
・・・が、マニュアルが同梱されておらず、
ドライバの在り処が書かれていません。
Amazon の商品説明欄に URL が書かれていると思ったら、
それは Raspbian 本体。なんでやねん。
色々調べた結果、 waveshare とかいうメーカーの
手順に従えばなんとかなりそう。
pi@raspberrypi:~ $ sudo -s root@raspberrypi:/home/pi# wget http://www.waveshare.net/w/upload/7/73/LCD-show.tar.gz
・・・と、ここでサーバが異様に重くてダウンロード時間70分とか
出てきたので続きはまた後日。
次回は
・LCモニタの動作
・Bluetooth キーボードの設定
を予定しています。
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